長澤まさみ 黒グラデのロングドレス姿で人形アヤちゃんとレッドカーペット 上海国際映画祭、中国語であいさつ
俳優の長澤まさみ(38)が22日、主演映画「ドールハウス」で上海国際映画祭に招待され、レッドカーペットを歩いた。
黒いグラデーションのロングドレスを身にまとった長澤が人形のアヤちゃんと手をつなぎ、華々しく闊歩(かっぽ)。「皆さん、こんにちは、上海に来るのが楽しみでした」と中国語であいさつした。
「最優秀女優賞」のプレゼンターを、中国を代表する俳優・咏梅(ヨンメイ)とともに務めた。「一番難しい役は?」と質問されると、長澤は「まだ誰も演じたことのない、息の吹き込まれていない役を演じるということは、いつも難しいこと」と笑顔で答えた。
また、オダギリジョー(49)が主演・共同プロデューサーを務め、高石あかり(22)らが出演する映画「夏の砂の上」は同映画祭のコンペティション部門に日本作品で唯一招待され「審査員特別賞」を受賞。オダギリは「海外で日本の作品が選ばれるというのは、ちゃんと伝わっているんだなと安心になる」と喜んだ。日本映画での同映画祭「審査員特別賞」受賞は02年の「リリイ・シュシュのすべて」以来、23年ぶり2度目となった。
