柴田恭兵「わがあぶない刑事は永久に不滅です」丸の内TOEI閉館 思い出の地への別れ惜しむ

 俳優・舘ひろし(75)と柴田恭兵(73)が21日、「さよなら 丸の内TOEI」のイベント内で上映されたW主演映画「あぶない刑事」の舞台あいさつに登壇。閉館する思い出の地への別れを惜しんだ。

 1987年の劇場版シリーズ第1作が上映された後、サングラス姿の2人が登場。当時、石原プロモーションに在籍していた舘は「その年に石原(裕次郎)さんが亡くなったんですね。(亡くなる前に)チケットを持って、ご自宅におじゃまして『映画が公開になりました。お客さんがいっぱい入りました』と報告をしたのを覚えています。暗い話ですみません」としみじみ振り返った。

 柴田も、当時の東映・岡田茂社長とのやりとりで「この映画はよう分からん、ヒットするんかね」と面と向かって言われたことを明かし、「ムッときた」と吐露。「『社長に分かりやすい映画はヒットしません。分かりにくい方が絶対ヒットします』とタンカを切りました」と懐かしんだ。

 「あぶ刑事」シリーズで、同館の舞台には何度も登壇した2人。舘は「僕にとって思い出の詰まった映画館。さみしい」としみじみ。柴田は「丸の内TOEIは7月29日を持って閉館となりますが、わがあぶない刑事は永久に不滅です。長嶋さんに愛を込めて」と“名言”で締めくくった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス