SixTONES・京本大我がつくる「青」の世界へ 熱狂!自身初のライブツアー東京公演
SixTONESの京本大我(30)が17日、東京・Zepp HANEDA(TOKYO)で自身初となるライブツアー「BLUE OF LIBERTY」の東京公演を行った。京本が取り組むクリエイティブ・プロジェクト「ART-PUT」の一環で、5月8日の名古屋公演を皮切りに、全国3都市を巡るツアー。この日は全16曲のパフォーマンスを見せた。
「青」の世界にファンを誘った。サングラス姿で舞台に降臨し、ギターをかき鳴らしながら「Die another day」で開幕。「行けるか羽田!」のかけ声に会場は熱狂した。
今ライブでは、自ら全曲の作詞・作曲を手がけた4月発売のアルバム「PROT.30」の全収録曲を熱唱。若さゆえの自由さや初期衝動を意味する「青」を公演タイトルに冠したステージで「僕だけじゃなく、参加してくださっている皆さんも、心に熱い青い炎を灯して、一緒に熱くなれたら」と、自身の音楽のルーツだというロックの世界観を「夢だった」というZeppの舞台で披露した。
舞台上ではギター演奏だけではなくドラムのソロプレイにも挑戦。「自分の今までのアイドルでやってきた経験値が今回のライブでも、とても生きている」と話した通り、骨太のロックンロールを感じさせる音楽性とともに、MCでは「大好き」と甘い言葉の軽妙トークでも酔わせた。「ロックとアイドルのハイブリッド的な演出が、いいバランスで融合できているなと思う」。京本大我としての唯一無二の世界観。ラストは「またみなさんと熱いロックで交われるように僕も精進します」と再会を約束した。
◇京本大我(きょうもと・たいが)1994年12月3日生まれ。東京都出身。父は俳優の京本政樹、母は元アイドルの山本博美さん。15年5月にSixTONESが結成され、20年1月にCDデビュー。俳優業も精力的にこなし、19年に舞台「HARUTO」でミュージカル初主演。22年に「束の間の一花」で連続ドラマ単独初主演。グループでのメンバーカラーはピンク。