「僕が見たかった青空」が本音「結果が出ないって所も」結成2周年&初ツアー完走し23人全員で「アリーナ」見据える
アイドルグループ「僕が見たかった青空」が15日、都内で、初の全国ツアーの最終公演を開催。6都市を巡る旅路の締めくくりとなったこの日は結成2周年の記念日でもあり、磨き上げてきたパフォーマンスで自らの節目を誇らしく祝福した。
誰ひとり欠けること無く23人で完走したことに意味があった。リーダーの塩釜菜那は、結成1周年当時を回想し、「まさか1年後に23人そろってるって想像はできてなかった」と本音を吐露。「この2年間で私たちもめちゃくちゃ頑張ってきたけど、なかなか結果が出ないって所もあった」。そんな葛藤があったからこそ「皆でここまで来られて改めてうれしい」と特別感を口にした。
酸いも甘いも経験した2年間。グループとしての絆がより深まったことも全員が実感している。八木仁愛(とあ)は「(23人いることは)奇跡だなと思う。当たり前じゃない」と語った一方で、杉浦英恋(えれん)は「私はあまり23人いることにびっくりはしていない」と笑顔。「きっとこの先も23人でいたいなって気持ちが強くあったので、今いれてることが改めてすごく幸せだなって感じるし、欲を言えばこれからもずっと23人で活動できたらうれしい」と「僕青愛」をアピール。柳堀花怜も「やっぱり23人、一人一人が僕青にとって大事」と呼応した。
2年間の集大成となったステージでは「青空について考える」など18曲を熱唱。大所帯ならではの迫力あるステージで2200人を熱狂させた。
ライブでは今後の活動についても続々発表。9月には舞台「夏霞~NATSUGASUMI 2025~」、10月18日にはワンマンライブを神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催することなどを明かした。
その上で塩釜は「来年アリーナを目指したいって昨日、話し合った」と全員で大きな目標を掲げたと告白。「相当難しい」という自覚もあるが「目標のためにはやることやるしかないんで23人で乗り越えていきたい」と確かな青写真を描いた。
