俳優の當真あみ（１８）が１３日、都内で行われた主演を務める日本テレビ系７月期ドラマ「ちはやふる－めぐり－」（７月９日スタート。水曜、後１０・００）の制作発表会見に登壇した。

　連ドラ初主演となり、「もともと作品を見る側だった自分が、まさか参加する形となってうれしい」と笑顔。「この作品にいただいた憧れやまぶしいと感じる所を今度は演じる側として届けられたら」と意気込んだ。

　映画版の役の１０年後を演じる上白石萌音は初共演となるが、「お守りを頂いて、それで勇気をいただきました」と感謝した。これを受け、上白石は「第一印象はなんてかわいい人なんだろうと。今の印象はかっこいい人です。自分のすべきことが分かっていて、そこに向かって努力を積み重ねられる人」とべた褒めしていた。さらに、「現場でみんなのお芝居を見ていて本当に悔しいと思うこともある」とも話した。

　原作「ちはやふる」はシリーズ累計発行部数２９００万部を超える大ヒット漫画。２０１６年、２０１８年に映画化された「ちはやふる－上の句・下の句・結び－」では、瑞沢高校に入学した主人公の綾瀬千早（広瀬すず）が、仲間とともに競技かるた部をゼロから作り、全国大会優勝を目指し、成長していく物語が描かれた。

　本作は、映画から１０年後の世界。大きな挫折により、青春を諦めてしまった主人公・藍沢めぐる（當真あみ）が、顧問として梅園高校に赴任してきた大江奏（上白石萌音）と出会い、競技かるた部に入部し、新たな仲間とともに成長していく姿が描かれる。

　会見には當真あみ、原菜乃華、齋藤潤、藤原大祐、山時聡真、大西利空、嵐莉菜、坂元愛登、高村佳偉人、上白石萌音が参加した。