2児の母・北川景子 危険な母親演じる ドラッグ売人役で「衝撃」異色作挑む 内田監督が迫真の演技絶賛
俳優の北川景子(38)が映画「ナイトフラワー」(11月28日公開)で主演を務め、2人の子供の夢をかなえるためには手段をいとわず、ドラッグの売人になることを決意する危険な母親役を演じることが12日、分かった。自身も2児の母である北川は脚本を読み「打たれたような衝撃を受けた」という異色作に挑む。
放送中のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「あなたを奪ったその日から」では、突然わが子を失い復讐に燃える母親を演じた北川が、新たに衝撃の母親像を怪演する。
演じる夏希は昼はパート、夜はスナックで働くギリギリの生活で子育てに奮闘する中、偶然ドラッグを手にしたことを機に売人になることを決意する。物語はそんな夏希を描くヒューマン・サスペンスとなっている。
スッピンで顔を崩して大きく笑えば、関西弁でまくし立て、泣きじゃくる。北川が持つ品行方正なイメージを封印したような感情をさらけだす役柄だが、兵庫出身らしく「どんなお母さんが居たか地元にいた頃を思い返しながら」セリフを考えたとし「自由に暴れさせていただきました」と自信。自らも2児の母親として「夏希は偶然にも最悪な条件が重なってしまった母親ですが、決して他人事ではないのだと感じました」と役と照らし合わせつつ力を込めた。
原作を手がけた内田英治監督はその迫真の演技に「北川さんの女優としての次のフェーズに入る瞬間を見ることができて幸せです」と絶賛した。
