ハシゴ外された山尾志桜里氏「今後は一線を画す」離党届提出 国民民主党の「統治能力には深刻な疑問」

 元衆議院議員の山尾志桜里氏が12日、Xを更新。11日に突然、国民民主党から公認を取り消されたことに強い不信感をにじませ、同党とは「今後は一線を画させて頂ければ」と離党届を提出したことを明らかにした。

 山尾氏はXに長文を投稿。昨年から、玉木雄一郎代表を通じて「国政復帰のお願いを頂戴していた」と誘われていたといい「悩み抜いた末」「ご要請を受けることにした」という。

 公認決定→発表→取り消しの経緯についても詳細に説明。党とのやりとりなどを記した上で、山尾氏が会見で触れた自身の問題については「全て公認時に周知されていたこと」だとし「その事柄について何らか懸念があるのであれば、公認前に選対面談を設けご指摘を頂戴することができたなら、よりよい状況を作れたようにも思います」とも訴えた。

 そして10日の会見を経て「さまざまな方からご連絡も頂き、少なからずご理解と励ましの広がりに感謝をしていたところ、24時間もたたないうちに『公認取り消し』という性急な結論を頂戴したことには正直驚きました」「明らかに執行部主導でご要請を受け擁立頂いたにも関わらず、執行部の責任において判断せずに、両院議員総会での決定という形をとる点にもかなり違和感がありました」とも訴えた。

 最後に「国政に再挑戦し、左右に偏らない寛容な中道政治を実現して、国家のために力を尽くす、その決意に揺らぎはありません」という強い決意を示した上で「この国政への固い意思を引き出してくれた国民民主党には感謝しつつ、その統治能力には深刻な疑問を抱いておりますので、今後は一線を画させて頂ければと思っております。さきほど、国民民主党には離党届を提出いたしました」と結んでいる。

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