日曜劇場「VIVANT」続編!堺雅人サプライズ生発表 台本に「最後で声が出た。『えぇ!?』」 海外ロケ地「超親日国」

 2023年7月期に放送され、壮大なスケール感と展開で社会現象を巻き起こす大ヒットを起こしたTBS系日曜劇場「VIVANT」(後9・00)の続編(26年放送予定)が制作されることが11日、分かった。この日、前作で主演を務めた俳優・堺雅人(51)が同局系「THE TIME,」(月~金曜、前5・20)に生出演しサプライズ発表。その後、原作を手がける福澤克雄監督とともに取材に応じ、作品への思いと、謎多き物語において明かせる限りの「ヒント」も語った。

 続編を期待させた幕切れから約1年9カ月。堺が演じる主人公・乃木憂助の新たな「大冒険」がついに始動する。堺は「自分の全部を懸ける価値のある濃密な作品」とし、「1日でも早くやりたいと思っていた」と続編を切望していた思いを明かした。

 前作ではキャスト情報以外が伏せられ、謎が謎を呼ぶ展開だっただけに、SNSでは考察合戦が巻き起こった。今回も物語や登場人物の詳細はほぼ不明で、堺も「何にも言えないです。すみません…」と苦笑い。一方で、既に「ほとんどもらった」という台本については「最後で声が出た。『えぇ!?どうすんのこの後!』って」と明かした。

 乃木は、表の顔はさえないサラリーマンだが裏の顔は自衛隊の非公認部隊「別班」の諜報員という役柄。前作ではテロ組織「テント」との対決が描かれ、最後には別班の新たな任務を意味する「赤いまんじゅう」が置かれた場面で終了。今作はその直後から描かれる。

 前作はモンゴルでの2カ月に及ぶロケが話題となったが、今回は3カ月以上に及ぶ海外ロケを予定しており、福澤監督は「超親日国。だけど日本人はよく知らない。日本みたいに神話みたいな伝説が残る所」とヒントを提示。また「基本的に海外の話」だと明かすと、堺も「僕は万博でそこのパビリオンに行きました!」と笑顔で告白した。

 また、前作を上回る壮大なスケール感を演出するために、制作費について福澤監督は「ある程度いっちゃったかな」とニヤリ。前作では「元々考えていた物語の3分の1くらいで終わっていた」とし「シーズン1は本当に序章。本当の話はこっから。結構頑張りましたよ俺」とおちゃめにアピール。「もう見どころばっかり」と力を込めた。

 発表に合わせ、TBS前の赤坂サカス広場には「VIVANT」のロゴのモニュメントが設置されたが、「T」の文字だけが倒れている意味深な演出も。既に新たな仕掛けは、始まっているのかもしれない。

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