強烈パンチを浴びた宮下昌己さん クロマティ選手より怖かったのは…「一発で終わらないから」球史に残る大乱闘
日本テレビ系「一茂×かまいたち ゲンバゴールデン2時間SP」が9日放送され、ヤクルト、巨人に在籍した元プロ野球選手でタレント・長嶋一茂、かまいたち・山内健司、濱家隆一が出演した。
3人は「安いのに質がいいもののゲンバに潜入」をテーマに東京・府中の超巨大市場を訪問。市場では、現在、調布にある家業を継いでお米屋をしているという元中日の投手・宮下昌己さんが登場した。
宮下さんは、1987年6月11日、巨人のクロマティ選手に死球を与えた直後、怒りの右ストレートを顔面に受けた球史に残る大乱闘事件の当事者。山内から「クロマティ選手は乱闘めっちゃする選手ではなかった?」と聞かれると「全然、全然。だって何回もぶつけられてたけど(宮下さん以外には)一度も手を出したことがない。(自分が)唯一。最初で最後」と明かして笑わせた。 つづけて「俺は(殴り返しに)いっちゃいけないですね。ぶつけてるから。逃げてもダメだし」と回想。
一茂は当時の中日の監督が「闘将」の異名で恐れられた星野仙一さんだったことを述懐し「逃げたらなんでいけないかって。星野さんに今度は殴られるから」と解説した。
宮下さんは、濱家から「どっちが怖いですか?」と聞かれると「監督でしょう」と即答。一茂も「クロマティは一発だけど、星野さんは一発で終わらないから」と納得していた。
