尾上松也 大先輩の歌舞伎俳優から「お前、バカじゃねえの?」楽屋に呼ばれた過去告白 歌舞伎との“二刀流”の夢語り
歌舞伎俳優の尾上松也が8日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」に出演。大先輩の歌舞伎俳優から楽屋に呼び出された過去を告白した。
この日は歌舞伎「刀剣乱舞」でタッグを組む歌舞伎俳優の中村獅童と日本舞踊家の尾上菊之丞との鼎談。
伝統芸能の世界に生まれただけに、菊之丞「やっぱり、野球がやりたい。野球部で野球やりたかったよね」と子どものころの夢を語った。すると松也も「僕も同じですね。僕もだって、『将来の夢は、昼間歌舞伎座で、夜は巨人のクローザーとしてドームに出る』っていうのが夢だっていうことを何かの取材で『今もそう思ってる』って」と歌舞伎と野球の“二刀流”の夢を語った。
これを故坂東三津五郎兄さんが知ったそうで、「楽屋に呼ばれて『何だろう?はい』って言ったら。『お前、バカじゃねえの?』っつって。怒られたわけじゃないけど、笑いながら『何言ってんだ、お前。できるわけないだろう』みたいな」と明かして笑いを誘っていた。
松也の妹で女優の春本由香が5月に第1子男児を出産。甥っ子が将来、歌舞伎俳優になりたいと言ったらどうるするかと問われ、「よっぽど好きじゃない限り、違う選択肢の方を拾ってほしいなと僕は思っちゃうところはありますね」と本音を吐露。続けて「理想は野球選手になってほしいですね。こっち(歌舞伎は)は押しつけたくないんですけど、野球はやってほしいな」と執着をみせていた。
