三代目 J SOUL BROTHERS 初単独スタジアムライブをサプライズ発表 岩田剛典「15年分の思い詰め込む」
男性7人組ダンス&ボーカルグループ・三代目 J SOUL BROTHERSが4日、東京ドームで、全国5都市7公演を巡る8度目のドームツアー「KINGDOM」の東京公演を開催。11月10日にデビュー15周年を迎えることを記念し、10月4、5日に大阪・ヤンマースタジアム長居で初の単独スタジアムライブを開催することを発表した。アニバーサリーイヤーに向けて機運を高めるかのように、王者の風格漂うパフォーマンスでMATE(ファンの呼称)を圧倒させた。
無敵の7人がドームの上を行く“夢の場所”にたどり着いた。冒頭MCで山下健二郎(40)が「皆さんのおかげで8回目のドームツアー。でも僕たち止まりません!まだまだ上に行きます!」と匂わせたが、アンコールで初の単独スタジアムライブの開催を発表。ØMI(38)は「さぁ俺たちの次のステージはスタジアムに行くぞ!!俺たちと一緒に来れるんだろ?歴史を刻むぞ!」と吠え、7人で「J.S.B. DREAM」を踊り狂って夢の喜びを共有した。
三代目にとって、スタジアムは“出発点”でもある。10年9月に愛知・豊田スタジアムで開催されたEXILEのツアー後夜祭で、三代目としてお披露目された。あの日からスタジアムに恋い焦がれ、今市隆二(38)は「夢がかなったよ」と感激の声を漏らした。ØMIも「ようやく単独でスタジアム公演が開催できるのか。まだ挑戦できることがあるのは、アーティストとしてありがたい」と胸を熱くした。
スタジアム公演は、ドームツアーとは異なる「JSB FOREVER~ONE~」という冠を引っさげる。岩田剛典(36)は「三代目が最初に立ったステージがスタジアムだった。そういう意味では、ルーツ。当時から応援してくださっている皆さんにとって、エモくて泣けちゃうわ…みたいな。15年分の思いを詰め込んだ内容になる」とステージを予告した。
ツアー2日目のこの日は、重厚感のあるセットに7人がそろい踏みする場面からスタート。炎が怪しく燃え上がり、今市の「ウエルカム・トゥ・キングダム!」という男吠えが会場を貫き、一瞬にしてMATEを王国へいざなった。小林直己(40)が「いろんなドームツアーをやった中でも個人的に一番、エンターテインメントしている」と語るように、攻めたHIPHOPナンバー「BLAZE」から盛り上がり必至のダンスチューン「Rat-tat-tat」まで、さまざまなテイストを取りそろえたノンストップ2時間20分。メモリアルイヤーへの前哨戦として、圧巻の景色を生み出した。
