三山ひろし 長嶋茂雄さんを惜しむ「国民的な方」 DJ KOOは感謝「昭和に元気を与えてくれた」
演歌歌手の三山ひろし(44)が3日、LINE CUBE SHIBUYAでコンサート「三山ひろし リサイタル 2025 ~心に響く温もりの唄~」を行った。
初挑戦となるピアノの弾き語りで「もしもピアノが弾けたなら」を披露。昭和100周年を記念して、初コラボとなるゲストのDJ KOO(63)と「昭和の名曲メドレー」でも盛り上げた。
同日、プロ野球の国民的スーパースターで、元巨人・長嶋茂雄さんが肺炎のため、89歳で亡くなった。開演前の取材では、DJ KOOが「今日長嶋茂雄さんが亡くなりましたよね」と切り出し、「昭和を元気に、僕らに夢と希望を与えてくれた。本当にご冥福を心からお祈りします」と追悼した。
三山も「どんどん昭和が遠のいていっているのがさみしい。だからこそ昭和を生きてきた方々のパワーは受け継いでいかないといけない」と言い、DJ KOOは「今日はその思いも込めてのステージ」と話していた。
三山も「僕はあまりそこまで詳しいわけじゃないですけど、日本国民のみなさんが勇気づけられて、一挙手一投足に感動した、昭和の象徴。国民的な方だったなと思う。とても切なくてさみしい思いはありますね」と惜しみ、「ミスター語録でお茶の間を湧かせてくれたりした。伝えよう、届けようという気持ちはすごく画面から伝わってきた」と尊敬の思いを語った。
