元衆議院議員の杉村太蔵氏が２日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」で、元外務大臣の田中真紀子氏へ去年の夏から急激にコメの価格が上がった分析を聞きたいと訴えるも、まさかの回答が返ってきた。

　この日はコメ問題について、真紀子氏を東京のスタジオに招いて意見を聞いた。その中で杉村氏は「イマイチ腹落ちしないのは、減反で２１年２２年でかなり作付けが減少しているが、コメ価格が急激に上がったのは去年の夏から」と指摘。「そこで先生に教えて頂きたいのは、なんでこんなにコメが急激にこの１年で上がったのか。先生の分析を教えて頂きたい」と質問した。

　これに真紀子氏は「分析なんてできていませんが」と回答。そして「流通でなにかコントロールされていたんじゃないですかね、証拠はありません」とコメントした。

　宮根誠司は「生産者を守る意味合いもあるっていうこと？」と聞くも、真紀子氏は「そこまでいっていれば、生産者があれだけ不満を持ちませんよ。私、相当ヒアリングしてます。コメ作らないって。作れないって。重労働なんです」「農業機具は高い、個人では持てない」と訴え。そのため「それなら狭いアパートでもいいので満員電車乗ってでも都会にいて、パソコンいじっていた方がきれいそうに見える」とコメントした上で、もっと世界的な視野で食料問題を考えるべきだと訴えていた。