「あんぱん」ヤムおじさん壮絶過去がついに明らかに「パンの修業どころか地獄に落とされた」【ネタバレ】
2日に放送されたNHK連続テレビ小説「あんぱん」では、ヤムおじさん(阿部サダヲ)が戦争を忌み嫌っていた理由が明らかになった。
この日の「あんぱん」では、ヤムおじさんが出て行ってしまった後、追いかけようとするのぶ(今田美桜)を釜次(吉田鋼太郎)が止める。釜次は、ヤムおじさんから、聞いた壮絶な体験をのぶ、羽多子(江口のりこ)に伝える。
ヤムおじさんは銀座のパン屋で修業している時に「もっとうまくなりたい」と密航船に乗ってカナダへ。そこで日本人義勇兵のイギリス軍として、欧州大戦にかり出されたという。
「パンの修業どころか、地獄に落とされた」という壮絶な戦場。弾丸が飛び交う中で、仲間はどんどん動けなくなる。死んでいく人もいる。それでもヤムおじさんの腹は減る。「一番つらいのは腹が減ることだ」といい、倒れて動けない仲間の懐からも乾パンを奪って食べた。「俺の腹は鳴るんだ。塹壕で涙流しながら、それでも腹は鳴る。食う物はビスケット。乾パンしかなかった」と奥底にしまっていた思い出を釜次に聞かせていた。
ネットではようやく判明したヤムおじさんの壮絶な過去に「ヤムおじさんの戦争体験は私達視聴者の想像をはるかに超えていた」「欧州大戦に身を投じていたヤムおじさん…」「ヤムさんはジャムおじさんであると同時にアンパンマンの原型なのかもしれない」「ヤムさんは戦争で体験した空腹、飢えを思い出したくないこと以上にあのつらい体験をさせたくないという思いが強かったんだろうな」などの声が上がっていた。
