高知県生まれのヒロイン・朝田のぶ（今田美桜）の波乱万丈な人生を描く連続テレビ小説『あんぱん』（ＮＨＫ朝ドラ）。５月２９日放送の第４４回では、声優・中尾隆聖が演じる古山校長の演技が話題となった。

朝田パンに、軍に納める「乾パン」の注文が入る。のぶ（今田美桜）や釜次（吉田鋼太郎）は名誉なことだと沸き立つ。しかし、「ヤムおんちゃん」ことパン職人の草吉（阿部サダヲ）は乾パン作りを拒む。

母・羽多子（江口のりこ）は草吉に無理強いできないと言い、結局依頼は断ることに。それによって、羽多子は婦人会から激しく叱責されてしまう。のぶはなんとか草吉に乾パンを作ってもらおうとするが、戦争で婚約者を亡くした蘭子（河合優実）と口論になるのだった。

今回の放送では、のぶが勤める小学校の校長・古山（中尾隆聖）に、乾パン作りを断ろうとしていることを伝える。すると、普段は温厚な古山が怒りをあらわにする。

中尾がアニメ『それいけ！アンパンマン』のばいきんまんや『ドラゴンボール』のフリーザなど特徴的な悪役を演じていることから、ＳＮＳ上では「フリーザ様に怒られてる･･･」「ばいきんまん･･･いやフリーザ様か？」「校長がまじフリーザすぎてこわいｗ」「今日の校長先生はフリーザ味があって背筋凍った」などの声が相次いでいた。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＮＨＫ　ＢＳ・プレミアム４Ｋでは朝７時半からスタート。５月３０日放送の第４５回では、軍の依頼を断ったことで朝田家にまつわる噂が広がり、ついに釜次が草吉に頭を下げる。

文／つちだ四郎

(Lmaga.jp)