俳優の小栗旬（４２）が２８日、都内で行われた、主演映画「フロントライン」（６月１３日公開）のジャパンプレミアに松坂桃李（３６）、窪塚洋介（４６）、池松壮亮（３４）、森七菜（２３）、桜井ユキ（３８）と出席した。

　小栗をはじめ男性キャスト陣は統一してシックなブラックスーツ姿でオーラを漂わせて登場。客席後方から姿を現し、黄色い声援で迎えられた。

　今作は、日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」が舞台の人間ドラマ。小栗は「本当にこの作品は自分にとってもかなりの自信作。胸を張って皆さんにお届けできる」と力強く語った。

　全世界が経験したコロナ禍での事実に基づく物語とあって、全員が作品への並々ならぬ思いを熱弁。松坂も「コロナ禍を経験した皆さんだからこそ得るものがあると思っている」と語った。

　あまりに真剣に語りすぎたせいか、最後に小栗は「意外と皆でなかなか良い事いっぱい言っちゃったんですごい期待してるかもしれないけど、ちょっとハードル下げて見始めてくれたら」と苦笑いで呼びかけていた。