市川由紀乃 地元で復活唱!命の恩人・由紀さおりのサプライズ祝福に涙涙
昨年6月から半年間に及ぶ卵巣がん治療による活動休止期間を経て、今年2月に復帰した演歌歌手の市川由紀乃(49)が19日、埼玉・サンシティ越谷市民ホール大ホールで、復帰後初の単独コンサートを開催した。単独公演は、24年5月以来1年ぶり。地元で“復活唱”を果たし、ファンに「ただいま!」と告げた。
尊敬する美空ひばりさんの名曲「終りなき旅」で開幕。闘病中の映像とともに「♪私はまた歌う たとえ声がかれても」と出だしから情感たっぷりに歌声を響かせ、華麗にステージへ帰還。ファン1600人から「おかえり!」と祝福され、20日発売の新曲「朧(おぼろ)」を含む全17曲で恩返し代わりに熱唱した。
市川にがん発見につながる病院受診を勧め、闘病中に激励メールを送っていた先輩歌手の由紀さおり(78)がサプライズ登場し、花束を贈って「おかえりなさい!良い声で出ているじゃないの!輝かしい未来への素晴らしいスタートが切れているなと思った」と祝福。大粒の涙を流した市川は「由紀先輩のおかげで元気になって戻ってくることができた。感謝でいっぱい。本当に命の恩人です」と感謝を述べた。
