松本潤 嵐来年5月活動終了 心境語った「ファンの方々に何ができるか」2年ぶりドラマ出演で初の医師役
嵐の松本潤(41)が7月期のTBS系日曜劇場「19番目のカルテ」(日曜、後9・00)に主演することが18日、分かった。ドラマ出演は2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」以来2年ぶり、日曜劇場には18年の「99・9-刑事専門弁護士-SEASON2」以来7年ぶりの凱旋(がいせん)となる松本はこのほど、都内で行われた取材会に出席。キャリア30年目にして初めてとなる医師役への挑戦に加え、6日に発表された嵐の活動終了についても現在の心境を語った。
メガネに白衣姿で、爽やかかつ柔らかな雰囲気をまとった松本は冒頭、「一ついいですか」と自ら切り出した。
話題は嵐が来年5月いっぱいで活動を終了することについて。松本は「聞きたいことはあるかもしれないですが、残念ながらしゃべられることはないです。すみません」と陳謝した上で、「自分たちでも説明させてもらいましたが、ずっと待ち続けてくれたファンの方々に、何ができるかということに向き合っていきたい」と説明した。
国内外を駆け巡った衝撃的な発表に関する情報について「ファンの人たちへ一番にお伝えできることをお伝えしていくというのが自分たちのスタイル。なのでその都度、いろんなことが決まり次第お伝えをしていけたら」と述べた。作品を大切に思うからこそ、嵐について先に話せる範囲で話すという、松本らしい気づかいを見せた。
ドラマは富士屋カツヒト氏の人気漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」を実写化するもので、松本は日本の医療における19番目の新領域である「総合診療科」の医師を演じる。高難度の手術を成功させるスーパードクターは出てこず、病を治すために患者と誠実に対話して“人を診る”というテーマに向き合う、新たな医療ドラマだ。
総合診療科医というイメージについて、松本は「変な話、これ、相葉くんがやるのがいいんだろうって思った」とメンバーを連想して笑い、一方で「このドラマで医療界を変えるという大それたことはいえないが、総合診療科というものを少しでも知ってもらえれば」と意義をアピールした。
7年ぶりの日曜劇場に「また日曜9時に戻ってこられてうれしく思います。でも前回とテイストは違って、あったかいものがあると思います。2025年の今だからこそ描ける医療ドラマなのではないか。ぜひ、楽しんでもらえれば」と呼びかけていた。
