ENHYPEN・ソンフン 韓国で体育協会の広報大使に 元フィギュアスケート選手の経験生かしスポーツの魅力伝える
韓国の7人組グローバルグループ・ENHYPEN(エンハイプン)のソンフン(22)が、大韓体育協会の広報大使に任命されたと16日、現地メディアのTVデイリーなどが報じた。
ソンフンはデビュー前、フィギュアスケート選手として活躍した経歴の持ち主だ。
現地ニュースはソンフンが同日、ソウル松坡(ソンパ)区にあるオリンピック会館で開かれた任命式に出席し、広報大使としての第一歩を踏み出したと伝えた。ソンフンは今後、ミラノ・コルティナ2026 冬季オリンピックのプロモーション活動をはじめ、生活体育の重要性や、スポーツ政策メッセージの伝達役を務める予定だという。
ソンフンは任命式で「広報大使として、活動できることになり光栄だ。フィギュアスケートは、僕の人生のターニングポイントだった。国家代表の予備軍にまでなった経験から得たチャレンジ精神と集中力がエネルギーとなり、今の僕がいる」「スポーツの力と価値を、より多くの人たちと分かち合い、スポーツの魅力を知ってもらうために先頭に立ちたい」と意気込みを明かしたという。
ソンフンは、かつて出場したアジアフィギュア杯では、2016年(マニラ)と2017年(香港)にジュニア男子シングル部門で銀メダル、アドバンスドノービスクラス・男子シングル部門で2013年(バンコク)に銅メダル、2015年(バンコク)に金メダルを獲得した。
さらに、イタリア・ロンバルディア杯のアドバンスドノービスクラス・男子シングル部門でも、2015年に金メダルを獲得するなど、国家代表選抜が期待される将来有望な選手だった。
