「人生変えた」福山雅治との共演 名優「福山くんのドラマの話は絶対断らないから」不思議な縁を明かす
フジテレビ系「ぽかぽか」が16日に放送され、ハライチの岩井勇気、澤部佑がMCを務めた。
この日はWEST.の桐山照史、俳優・渡辺いっけいをゲストに迎えて数々の裏話を聞いた。
渡辺は人生を変えた作品を聞かれると「長いことやってると、いろんな歯車が噛み合うというか。監督もいいし、脚本もいいし、キャストも良くて、気持ちよくできるっていう現場があるものですよね」と、2003年に放送された同局系のヒットドラマ「美女か野獣」を印象的なドラマの一つとして挙げた。
渡辺は、同ドラマ主演の俳優で歌手・福山雅治との不思議な縁を回想。
「僕は運転免許がないので、リースで車を借りてて運転の女の子がいて。いつも送り迎えしてくれてて。ある日、ニコニコしてるわけ。どうしたの?って聞いたら『福山さんのコンサートチケットが当たって。私、ファンクラブの会員で、会員番号が3桁なんです』って」と振り返った。
「もう、最古参に近い(ファン)。『(コンサートは)いっけいさん、休みの日なんで、行かせていただきますんで!』って言ってたの。でも…、よくある話で。仕事になっちゃって、その日が。僕は電車で行くからいいよ!って言ったんだけど。当時の社長がけじめとして、こういう世界なんだからと」と女性のコンサート機会はなくなってしまったという。
コンサートの日、運転中の女性が涙を流していたことに気付いた渡辺は「君のために福山くんのドラマの話が来たら絶対断らないからねって。だから、一緒に行こうね、そんときはって」と福山との共演を誓ったことを述懐した。
渡辺は、そこから半年しないうちにスペシャルドラマで福山との共演が実現。その後、フジテレビ系「美女か野獣」「ガリレオ」を経て、NHK大河「龍馬伝」と、福山との共演が続いた。
