北大路欣也 7月閉館の「丸の内TOEI」で「仁義なき戦い 広島死闘篇」の舞台あいさつで思い出語る
俳優の北大路欣也(82)が11日、都内で「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトの一環として映画「仁義なき戦い 広島死闘篇」の舞台あいさつに登場した。
本プロジェクトは、7月27日に閉館する東映最後の直営映画館「丸の内TOEI」の歴史のフィナーレを飾るイベント。北大路は、上映後に黒スーツをまとって登場。1973年4月28日公開の本作について、29歳の当時、シリーズ1本目を仕事で滞在していた日本返還直後の沖縄で鑑賞し「作品から出てくるエネルギー。何とも激しい波動に揺さぶられた」と感化され、出演を直訴した思い出を懐古。また当時の撮影を振り返った。
思い出深い劇場については「60年の間、多くの映画ファンに射させられ、数々の作品が上映された。尊敬する先人の皆さんもこの舞台からあいさつをして感謝を伝えたと思います。もうすぐデビューして70年。もう少し頑張って先輩たちの背中を追いかけたい」と語った。
