フジテレビ「ジャンクＳＰＯＲＴＳ」が１０日に放送され、ＭＣの千鳥・ノブ、大悟がＭＣを務めた。

　この日の放送は先週に引き続き「戦力外通告」がテーマ。中日やオリックス、楽天などで活躍した野球評論家・山崎武司氏は楽天での戦力以外通告を回想した。

　当時の楽天監督は、中日や阪神でも指揮をとった星野仙一さん。山崎氏は星野さんから「お前、もうやめろ！」とストレートな言葉で戦力外を告げられたことを明かして笑わせた。

　山崎氏は「星野監督が来たときに『あ、もうヤバいな』っていうのは感じてたんです。そのときは、まだバリバリですよ。肩で風切って、やってたときですから。６月にちょっと骨折しちゃって。監督室に呼ばれたんですよ」と振り返った。

　「（星野さんに）『おい、お前来年どうする？』って言われたんですよ。『できればやりたいですけど…。６月なんで、（戦力構想は）まだ分かんないですよね？』って聞いたら『俺がいいって言ったらエエんや！』って。『ありがとうございます』って言って」と明かした。

　「で、シーズン後半、調子は悪かったんですけど、京セラドームの監督室に『ちょっと来いや』って言われて。『なんですか？監督』って言ったら『お前、もうやめろ！』って言われて。６月はやれって言ったじゃん…みたいな感じで」と苦笑した。

　山崎氏は「闘将」の異名で知られた星野さんの人柄から「でも、星野さんって一回言ったら聞かないんですよ。昔から知ってるから『わかりました』と即答で。（星野さんは）『花道も作ってやるからな』って」と明かした。

　山崎氏は「僕はそんときに（花道の）返事をしなくて。球団の事務所に行って、球団の代表に『監督にクビって言われました。自由契約でお願いします』って言ったら、球団代表から『そんなことできるわけねえだろ！』って言われて。そしたら電話かかってきました。星野さん。『ちょっと部屋に来いや！』って言われて」と振り返った。

　山崎氏は、星野さんと対面し「『お前、やめるって言ったよな？』『はい、（楽天は）やめます。自由契約で』って言った瞬間に、首根っこガーッと掴まれて。『お前、やめるって言っただろ！！』って」と述懐した。

　ノブは「すごいわぁ…。引退って約束したやろう！って？これは、もうアウトレイジの話ですよ。野球の話じゃない…」と怯えた顔を見せて笑わせていた。