かまいたち山内 「全員が入れ墨の銭湯」恐怖体験談にガクブル「怖かったなぁ…」
テレビ朝日「かまいガチ」が7日に放送され、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司、濱家隆一が出演した。
この日の放送は人気企画「でな、話はここからやねん」。おもしろトークからスタートし「でな、話はここからやねん」を機に一気に怖い話に展じる。
この日は、芸歴4年目のピン芸人・ディープフライデーが登場。落差の激しいおもしろ話からの恐怖トークを展開し山内らをゾッとさせた。
ディープフライデーは、繁華街の銭湯に行った日のことを回想。「入って驚いたんですけど、男湯は僕以外に7、8人ぐらい。年齢で言ったら40代から70代ぐらいのおじさんたちがいたんですけど。全員、和彫りの入れ墨が入ってたんですよ」と振り返った。
「しばらくしましたら、僕の左前ぐらいにいたガタイのいい40代ぐらいのおじさんが、隣のおじさんに『明後日、店たたむんだってな』って。『お世話になりました』『ご苦労だったな』」とやりとりを明かした。
「着替えて、もう出ようと思ったとき、ガラガラってドアが開いて、入れ墨の入ってない若い人が僕のことを呼んでるんですよ。どうしました?って言ったら『サウナで人が倒れまして』って言われて。大変や!と思って見たら、店を畳むと言ってたおじさんが倒れてたんです。番台に戻って、おばちゃんに『サウナで人が倒れたみたいです。僕、救急車を呼ぶんで。牛乳とかジュースを持って行ってあげてください』って言ったんですけど。『ウチはそんなんないよ!』って言ったんです」と述懐した。
「更衣室にデカい自販機あったんすよ。あるやんけ!と思って。自腹で水買って、おっちゃんに水を飲ませて。介抱して。救急隊員が来る頃には、倒れてたおじさんも意識を取り戻したんですね。最初に話しかけてたガタイのいいおじさんも『お前、いらんことしよって』みたいに言ってて」と振り返った。
「(番台の)おばちゃんは『この人、実は常連さんで、前も倒れたことあるんです』みたいな話をしてた。話はこっからなんですけど…。やっぱりモヤモヤと腑に落ちない部分があったんですよ。番台のおばちゃん、テンパったとはいえ銭湯で働いてて飲料水がないって思うかなと。もしかしたら新人のアルバイトさんで、そもそも自販機の存在知らんかったんかな?いや、いや、あのおばちゃん、倒れた人を常連さんって救急隊員の人に説明してたな」と回顧。
「そう考えると、みんなが(救命に)協力的じゃなかったんですよ。僕が倒れてる人を介抱してるとき、全然みんな気にせずにサウナ入ったり。ここからは僕の推測なんですけど、もしも『店を畳む』ってのが何かの隠語やったとした場合、例えば組織を抜けるという意味だったりしたときに、みんなは協力的じゃなかったんじゃなくて、おっちゃんに死んでほしかったんかな?殺したかったんかな?って思ったんですね」と話した。
さらに「ガタイのいいおじさんが最後に言ってた『お前、いらんことしよって』ってあれ、介抱した俺に向けて言った言葉なんかなって思ったんですよ」と振り返った。山内は「怖かったなぁ…。視点がすばらしい」と震えあがりながら絶賛していた。
