野村康太 俳優引退危機を救ってくれた松本まりか「お芝居の感覚をつかむことができた」
俳優・野村康太(21)の仕事が途切れない。2022年のデビューから3年。4月期にはテレ東系ドラマ「ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~」(金曜、深夜0・12)など出演2作がスタートし、これで昨年7月期から4期続けての連ドラ出演と乗っている。
デビューから出演作は順調に続いたが「向いてないんじゃないかと思って、心の底から俳優をやりたくないと思った時期がありました」と明かす。「緊張しすぎて、お芝居になると考えがこんがらがる」状態が続いたという。
「もうこの作品で(引退するか)決めようと思っていた」と背水の陣で臨んだのが、出世作となる24年7月期のドラマ「夫の家庭を壊すまで」。主演の松本まりかは恩人だと感謝する。
「言葉で説明できないんですけど…まりかさんのおかげで、お芝居の感覚をつかむことができたんです。その作品ですごくお芝居がガラッと変わった感覚がすごくありました」
憑依(ひょうい)型と評される松本との共演でつかんだ感覚派の演技。感じるままに突き進むと腹が決まった。
