宝塚OG万博公演開幕 麻実れい「皆さまにお届け」
宝塚歌劇団のO公演「EXPO2025 未来へのOne Step!~世界を結ぶ愛の歌声~」が29日、大阪・関西万博会場のEXPOホールで開幕した。出演者31人のうち元トップスターは麻実れいら9人、トップ娘役も6人という豪華公演。宝塚で上演された作品のうち、ロンドンやパリ、ウィーン、ニューヨーク、ブラジルなど万博が開催されたゆかりの都市にまつわる楽曲が歌い継いだ。
特別出演の麻実は1970年の大阪万博の「タカラヅカEXPO’70」が初舞台。タキシード姿で宝塚と万博の関わりを解説した。さらに「初舞台からいまに至るまでの55年間、私も舞台人生を歩んでまいりました。多くの勉強をさせていただきました。多くの勉強をさせていただき、すてきな青春期、壮年期を過ごすことがかないました。そして皆さまからいただいた、いまという“時”を大切に歩んで参りたいと願っています」とコメントした。「世界の皆さまに、宝塚歌劇をお届けできて幸せ」と笑顔を見せた。
また剣幸も「55年前、胸をはずませてパビリオンを見て回った私が、今回その万博のステージ立つ…考えてもみなかったことに、いま、心が躍っています」と興奮が抑えきれない様子。「宝塚歌劇団も111周年。受け継がれてきた伝統は万博のコンセプトと同じく、脈々と続けいます。私たちは、宝塚が日本の文化の代表の一つと信じ、誇りを持って公演にいどみます」と力強く語った。
公演は5月1日まで。
