【お別れの会】中山美穂さんの祭壇 好きだったダリアやバラに彩られ 着用した歴代衣装13着など展示
昨年12月、入浴中に起きた不慮の事故のため、54歳の若さで急逝した歌手で女優の中山美穂さんのお別れ会が22日、東京・有楽町の東京国際フォーラムホールB7で営まれた。喪主は実妹で女優の中山忍(52)が務め、歌手で女優の小泉今日子(59)や映画監督の岩井俊二氏(62)が友人代表としてお別れの言葉を述べた。第1部には「85年組」の同期である森口博子(56)、共演経験のある永瀬正敏(58)や香取慎吾(48)ら関係者約800人が参列。一般献花の第2部もファン1万人が参列し、スーパースターに別れを告げた。
祭壇は縦5・25メートル、横5・5メートルの四角形の枠組みに、美穂さんが好きだったダリアやバラ、アジサイ、スカビオサなど色とりどりの花々をちりばめ、ステージできらめく美穂さんを表現した。四角形の中央には、2023年3月、全国ツアーの宣材写真用に撮り下ろされた、ほほ笑む美穂さんの遺影が設置された。
会場内には、美穂さんが着用した歴代の衣装13着を展示。1988年の日本レコード大賞で金賞を受賞した際に着用した衣装、同年の第39回NHK紅白歌合戦に初出場した際の衣装の他、急逝によって昨年12月にツアー途中で中止となった、ビルボードライブでの着用ドレスも並んだ。ギター3本やラジカセなどの遺品、スタッフが厳選した美穂さんの写真も多数展示。美穂さんで満たされた空間になっていた。
