チャンス大城 09年に自律神経失調症で死を覚悟「死神を見た」と力説「3人黒いのが」「体から漢方薬の香りが」

 著書を不気味な表情でアピールするチャンス大城
 著書を不気味な表情でアピールするチャンス大城
 著書を不気味な表情でアピールするチャンス大城
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 お笑い芸人のチャンス大城が17日、都内で行われた、エッセー集「チャンス大城の霊怖 人怖」(18日発売、ヨシモトブックス)の取材会に出席した。

 今作は、不良に狙われ山に埋められた壮絶な経験でおなじみの「人怖」エピソードをはじめ、心霊現象など、恐怖の実体験をまとめた怪談本。

 大城は小学生の頃から幽霊が見えるようになったといい、人に霊がついていれば、色がついたオーラが見えたり、形がはっきりと見えたり、会話ができたことも過去にはあったという。

 今でも「落ち込んでる時とか、ネガティブな時に声が聞こえたり、シュッと見えたり」するといい「50歳にもなってこんなうそついてたらやばいでしょ」と苦笑いした。

 その例として「2009年には死神を見た」と淡々と告白。当時は対人関係がうまくいかず、自律神経失調症を発症したといい「ご飯も食べられなくなって、本当にやばいなってなった時にシューって3人黒いのが来た。ほんで、漢方薬の香りが(自分の)体からして『俺、死神に選ばれたんや。死んだな』と思ったら太陽の光が昇った瞬間に(霊が)消えた」と不気味に力説した。

 また「風呂場行ってせっけんをこすりつけても臭いが取れない。死臭の予告編なのかな、分かんないけど」と続け、「そのまま心療内科行ったんですよ『死に神見ました』って。『落ち着いてください、お薬出しますから』って言われたけど、間違いなく見てるんですよ。臭いは取れへんかった」とまくし立てた。

 その他にもいくつもの心霊エピソードを語った大城だったが「幽霊系は本出しといてあれなんですけど、売りにはしたくない」とぽつり。「僕はそんな話術もうまくないし、あったことを言うだけ」と率直に語っていた。

 5月11日には大阪で、同18日には東京で出版記念イベントを開催する。

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