北村匠海が描く若者たちの闇 綾野剛&林裕太ら豪華実力派キャストによる逃亡サスペンス
俳優の北村匠海(27)が映画「愚か者の身分」(10月24日公開)で主演を務めることが16日、分かった。共演は俳優の綾野剛(43)、林裕太(24)と豪華実力派キャストがそろい、現代日本に生きる若者たちと隣り合わせにある“闇”をテーマに、逃亡サスペンスを描く。
原作は小説家・西尾潤氏のデビュー作となった同名小説。北村はSNSで女性を装い、身寄りのない男たちを利用して“戸籍売買”で稼ぐ主人公・タクヤを演じる。ハードな内容となっただけに、「失うものなど何もなくなった男たちが、それでも生きようとする映画です」と紹介した。
映画では3人の若者たちの3日間をそれぞれの視点が交差するトリック感のある展開で演出する。北村は「林裕太さん、北村匠海、綾野剛さん、3つの世代の想いのリレーのように感じられた撮影期間。剛さんから僕へ、僕から裕太へ。その先に『裕太』は、(林が演じる)『マモル』は何を思うのか。映画館で是非感じてほしいです」と呼びかけた。
