６日の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ！」では、中居正広氏と女性のトラブルに端を発したフジテレビ問題で、第三者委員会の調査報告書が公表されたことを取り上げた。

　番組では、報告書に記された、中居氏が前段の自宅パーティーでフジ幹部Ｂ氏に女性アナを集めるように頼んだメールでのやりとりや、トラブル当日は被害女性Ａアナに複数人外食として誘い、実際には他の人は誘わず、直前になって２人でのマンション会食を打診したとする、生々しいやりとりなどを取り上げた。

　上沼恵美子は、これらのやりとりが伝えられた途中から険しい表情になり「もう生々しいし、あきれるわ！」と声を上げた。

　「初めてのことじゃないですね、このやり取りを見てたら。女性は物やねんな。もう元女性やから、むっちゃ腹立つ」と怒った。

　静まり返って「元女性」に反応がないことを突っ込んで一度は場に笑いを起こしつつ、「こんなことやろうなとは思ってたけど、なんか背筋ぞっとした。中居さんのイメージ、お芝居上手いとかあったんですけど。わたし、中居さんのファンに何を言われたって言わしていただくわ。クズやな」と語った。

　「物扱いというのと、自分が何様じゃと言いたい」

　上沼は自分もテレビ局のスタッフが物腰低く出迎えてくれることに恐縮すると語り、調子に乗ったり、勘違いする芸能人も出てくると指摘。

　中居氏の問題を「調子に乗って、（テレビ局員が）何でも言うこと聞くと、思いがってたのでは。調子乗らしたらあかんねんて。なれの果てがこんなんやんか、女を物扱いして、１人の女の人の人生を」と語った。

　「私今日ね、しゃべるつもりなかってん。またネットでむちゃくちゃ言われるから。でも、あかんわ、この口が止まらない、ほんま腹が立つねん、腹が立つねんて」。

　その後も、トラブル後の中居氏とフジ幹部のやりとりなどが伝えられると「なめくさって」と怒り、頭に手を当てて「血圧があがってきた」と不快な表情になるなど、約３０分の特集コーナーで怒りを語った。