橋下徹氏、フジ改革には「ルールなき飲み食いは絶対に正すべき」国会議員例に挙げ熱弁
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が6日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」で、今後のフジテレビの改革について、国会議員を例に出し「ルールなき飲み食いは正すべき」と訴えた。
この日は冒頭からフジテレビ第三者委員会の報告書を取り上げた。フジテレビは「再生・改革ロードマップ」として「人権尊重の徹底」「企業風土改革」「ガバナンス強化」「人的資本の強化」という4本柱を上げていることも紹介した。
橋下氏は自身もこれまで数々の企業の改革に関わった経験があるとし、「これからフジテレビ、改革に入ると思うが、先ほどの4本柱は普通の企業でもやっていること」と、特別なことではないと指摘。「これだけの不祥事を起こした企業がこの4本柱を打ち出しても、普通にやっていること、で終わってしまう」とも語った。
さらに「100万ぐらいのことをやって、やっと10伝わるかどうか」だとも言い「いろんな企業改革、組織改革をやってきたが、ボクの持論、ルールなき飲み食いをやっている組織は、必ず規律が緩んで、最後に大不祥事を起こします。それが永田町、国会議員がそう」と訴え。
橋下氏はこれまでもXで、国会議員が領収書もないまま飲み食いして政治を動かしてきたことに苦言を呈し続けているが「飲み食いは人間関係を円滑にするために重要という意見は一方にあるが、やっぱりルールなき飲み食いは絶対に正さないといけない」と改めて主張。
「見て下さい。港さん(前フジ社長)始め、経営陣が、アナウンサーをよく分からない、必要性がわからない場に呼んできてしまう。そういうことが中居さんにベッタリだったBさん、そこを踏み出してしまってああいう、とんでもない飲み会を開いてしまう」と、報告書にあった社員Bの行動にも繋がったと指摘。
そのため「フジテレビは飲み食いに関してはゼロベースで、他の民間企業に比べ100万倍厳しい飲み食いルールを設定する。これも一コマでですけど、それぐらいのことをやって先ほどの4本柱をやっていくのが重要」と強く訴えていた。
