竹島由夏 切腹命じられた幕末武士の妻役に「涙が止まらなくなった」
女優・竹島由夏(38)が4日、都内で行われた主演映画「陽が落ちる」の初日舞台あいさつに、俳優・出合正幸(44)らと登場した。
幕末に切腹を命じられた夫と妻の一夜を描いた時代劇で、出演者が江戸時代にいる気持ちにするため、撮影は実際に切腹が行われた長野県の武家屋敷で実施。柿崎ゆうじ監督は「時代にこだわり、コーヒーも飲まなかったし、洋食も食べなかった。洋物の差し入れも断った」と明かした。
妻役を演じる竹島は「江戸時代から建っている建物ですので、オーラがあった。撮影の間はどうしようもなく悲しくなって、涙が止まらなくなった。こんなにも役の感情が自分に移ってくるものなんだなと」としみじみと振り返った。
