フジ竹俣紅アナ 週刊誌掲載の会が「本当に開かれていたことに衝撃」プライムニュースで吐露

 フジテレビ第三者委員会の報告書でハラスメントが指摘された反町理キャスターが出演するBSフジ「プライムニュース」は2日、放送され、長野美郷キャスターが反町氏について「出演を見合わせることとしました」と説明。番組では第三者委員会の報告書を元に、反町氏のハラスメントについて検証した。

 番組では、同番組メーンキャスターの反町氏のハラスメントについて検証。第三者委員会は、反町氏が女性社員に行った休日にドライブに誘い、断れば叱責した、休日にプライベートの写真を送るよう求め、断れば叱責という行為はハラスメントと認定。会社側についても「ハラスメント行為自体を隠ぺいすることで解決を図ろうとする組織的な体質の現れ」と厳しく指摘している。

 明治大の三和裕美子教授は「言語道断」「経営一部トップが(これらを)問題と思っていないのが大問題。おとがめもなく取締役になっていくとはあり得ない」「信賞必罰が全く行われていない」とこちらも厳しく指摘。

 フジテレビアナウンサーである竹俣アナは今回のことに「まずは、週刊誌に書かれていた会が本当に開かれていたことに衝撃を受けました」と語り「何より、自分の同僚がこんなにも苦しい時間を過ごしてきたのを知って、心が痛いし、悲しい気持ちになりました」と述べた。

 さらに「被害者がいる事案であることを把握しておきながら、加害者を大事にしているような対応を多数指摘されたこの会社で、私もこの組織を構成する1人であるということに葛藤しながら、今は日々、番組に向き合って取り組んでいきたい」とも話していた。

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