TUBE あー夏まで待ちきれない、40周年は春から! 生配信で初解禁情報たっぷり 前田が先生役で熱弁「限界は越えた先にある」
6月1日でデビュー40周年を迎える4人組バンドのTUBEが2日、生配信を行い、40周年で実施予定のプロジェクトを別表の通り発表した。恒例の横浜スタジアム公演、初のAll Singlesベストアルバムとコラボレーションアルバムの発売、未配信楽曲24曲の連続配信が新たに決定。4人は発表済みの20年ぶり3度目となる米ハワイ公演、4年ぶりの全国ツアーも含めた6大プロジェクトへの意気込みを語った。
夏を待ちきれなくて、TUBEが春に動いた。
ボーカルの前田亘輝(59)を講師、ギターの春畑道哉(58)、ベースの角野秀行(59)、ドラムスの松本玲二(58)、ゲストの大久保佳代子(53)、報道陣を生徒に見立て、ビビる大木(50)の進行で生配信を実施。前田は先生らしく出席を取ると、「初めて出す情報がたくさんあります」と40周年プロジェクトを発表していった。
1時限目のライブ情報では、横浜スタジアム公演について、前田が「前日に横浜をTUBE色に進めようという企画が進んでいる」と前夜祭の企画を明かし、TUBE未経験という大久保は「ぜひ行きます。弾けたい。なんならホットパンツはいてビキニのこういうの(上)を巻いて、最終的には取って(振り回す)」と、横浜ではっちゃけることを宣言だ。
デビュー記念日のハワイ公演は「TUBEの曲をアレンジして、フラダンサーも」(前田)、「皆が聴きたいような曲を中心にやっていきたい。現地にいるアーティストともコラボしたり」(角野)と、特別な演出を示唆。また、ツアーに向けて大久保に体力を心配されると、前田は「言い聞かせるんですよ、限界は超えた先にあるんだ!」と言い切った。
2時限目のリリース情報は全て初解禁。コラボアルバムは、リリース済みのGACKT、DA PUMPとの楽曲に加え6組とのコラボが追加されるが、別表の通りぼかした表現で発表された4組について、前田は分かりやすい発言を連発。発表されなかった2組についても、特定しやすいキーワードを頻出させて期待感をふくらませた。
配信終了後、前田は40周年を迎える実感を「4人の中では気負いみたいなものはなくて。毎年この時期に集まって夏だけリーグみたいなことをやってる感じだから。繰り返しながら40年たったかなという感じ」と明かし、「とにかくTUBEは来てくれた人を絶対に楽しませるのがスローガンの4人。そのために何をするか」と、ファンファーストの思いを語った。
◆40周年プロジェクトのライブ
①夏恒例の横浜スタジアム公演を8月23日開催
36回目、自身が持つ同球場でのアーティストの単独ライブの最多開催記録を今年も更新。
②米ハワイ公演を6月1日にトム・モファット・ワイキキ・シェル・ハワイで開催
ハワイ公演は00年6月1日のアロハ・スタジアム(2万1000人動員)、05年6月3日のフォート・デラッシー(8000人動員)に続き20年ぶり3度目。
③4年ぶりの全国ツアー開催
来年の日程は後日発表予定。
◆リリース
④初のAll Singlesベストアルバム「All Singles TUBEst-Blue-」、「同-White-」を6月11日に同時リリース
初回生産限定盤はCD2枚+DJ和によるノンストップMix+BEAMS DESIGN特製40周年Tシャツ、通常盤はCD2枚+ノンストップMix。Blueは85~99年の31曲、Whiteは00~25年の35曲を収録。
⑤40周年記念コラボレーション企画の集大成アルバムを7月に発売
GACKT、DA PUMPと続いたコラボ企画に6つのコラボを追加。新たな6組のアーティストには「デビューから半世紀を超えてもなお突き進む3人組グループ」「10万62歳率いるヘヴィメタルバンド」「夏の王様TUBEとは相反する○○の女王」「いま最も瑞々しい!スーパーフレッシュガールズグループ」が含まれる。
⑥未配信音源24曲を4月5日から毎週土曜に24週連続で配信
※①、④~⑥は初解禁
