寺島しのぶ、吉柳咲良 すれ違う母娘役で初共演 寺島は「ちょっと病み上がりですが、完走できたら」
女優の寺島しのぶ(52)と吉柳咲良(20)が14日、母娘役で共演する舞台「リンス・リピート-そして、再び繰り返す-」(4月17日~5月6日、東京・紀伊國屋サザンシアター)の取材会に登場した。
本作は、2019年に現代に潜む家族問題を扱い、米国オフ・ブロードウェイの話題さらった作品。吉柳が深刻な摂食障害を抱える大学生・レイチェルを、寺島はその母・ジョーンを初共演で演じる。寺島は、私生活では歌舞伎俳優・尾上眞秀(12)の母。役柄に「息子との関係しか分からない」と前置きした上で「今回演じるお母さんは、とにかく自分に絶対的な自信のある女性」と話した。また、先日、ラムゼイハント症候群を公表したこともあり「ちょっと病み上がりですが、完走できたら」と話した。
吉柳は「摂食障害もだが、家族の中で自分が何を思ってきたか。そっちの方が重要なのかなと。家族だからこそわかり合えない部分もあるということも見てほしい」と語った。
