フィギュアスケートで元世界王者の高橋大輔さん（３８）とＮＥＷＳの増田貴久（３８）がＷ主演を務めるアイスショー「氷艶　ｈｙｏｅｎ　２０２５　－鏡紋の夜叉－」（７月５日～７日、横浜アリーナ）の記者発表会が１２日、都内で行われた。

　「氷艶」はスポーツと日本文化を融合した、ストーリー仕立てのアイスショー。増田はスケート経験がこれまで１回しかなく「周りの方々に『まっすーはなんでそのお仕事受けちゃったの？』って言われる」と苦笑い。「Ｋｉｎｇ　＆　Ｐｒｉｎｃｅの永瀬廉くんにも『今すぐ断った方がいいですよ』と（言われた）」とツッコまれたことも明かした。

　高橋さんは増田の滑りについて「めちゃくちゃうまかったですよ。滑れる人だと思っています」とそのセンスに太鼓判。ハードルを上げられた増田は「ものすごいお仕事を受けてしまった」と恐縮した。

　今作は第４弾で、高橋の故郷である岡山が舞台の昔話「桃太郎」の元となった「温羅伝説」をベースに大義のぶつかり合いを描く。男性５人組ロックバンド・ＬＵＮＡ　ＳＥＡのギター＆バイオリンのＳＵＧＩＺＯ（５５）が音楽を担当するなど、豪華な内容になった。

　増田は「桃太郎」のモデルである「吉備津彦」を、高橋さんは「鬼」とされた「温羅」を演じる。増田は「対決する役なので、少しでもうまくなれるようにできるところまで上り詰めたい」と、氷上での全力の“鬼退治”へ意気込んだ。