バカリズム脚本、市川実日子主演の日本テレビドラマ「ホットスポット」は次回１６日に最終回を迎える。

　宇宙人にはじまり、未来人、超能力者、幽霊、怪盗が現れた富士浅田市。遠藤清美（市川実日子）たちは、宇宙人・高橋さん（角田晃広）のために市長・梅本雅子（菊地凛子）のビジネスホテルの土地売却を阻止できるのか。

　前回第９話では、清美たちが市長の疑惑を話し合っている最中に、ビジネスホテルの前に謎の人物が訪れているのが映った。顔は映らなかったが、カバンに実に意味深長な「Ｆ」マークのキーホルダー。「キーン」と鳴る謎めいた効果音。おそらく簡単には市長計画を阻止できない清美たちを助けてくれる、秘密兵器的な存在との雰囲気を漂わせているが…。

　ネットでは、正体が「浅野忠信」ではないかとの予想も。

　今回出演者の多くが出演していた、同じバカリズム脚本「ブラッシュアップライフ」では、第９話で浅野忠信が謎の男として登場。タイムリープ人生５周目の主人公近藤麻美（安藤サクラ）たちの極秘計画を妨害する難敵かと思われたが…まさかの「人生たった２周目」の若造タイムリーパーで、今更な情報をもったいぶって伝えてきて、主人公たちが鼻で笑って一蹴。大物俳優が無駄遣いされる結果に、爆笑が起こった。

　今回もショボい宇宙人か未来人で、特殊能力者に慣れ切った清美たちに、追い払われるとの見方も。

　「ホットスポット」には、安藤サクラをはじめ多くの出演者がゲストでも登場している。「Ｆ」に関しては、「ブラッシュアップライフ」組で浅野忠信同様にチョイ役で無駄遣いされた、松坂桃李、仲村トオルの予想も挙がっている。

　第９話で「Ｆ」は、前半に意味深長に登場したが、終盤、賄賂の証拠をつかむためにオーナー事務所へ向かう車になぜか、全く初登場の「山田真歩」が演じる正体不明女性「直美」が、何の説明もないまま同乗しており、ネットが「誰？」「幽霊？」「異世界人？」と大騒ぎ。こちらが対市長の最終兵器と目され、「Ｆ」への注目が吹き飛ばされ、すでに雑な扱いを受けている。