ＮＨＫの次期連続テレビ小説「あんぱん」（３１日スタート。月～土曜、前８・００）のプレトークショーが１０日、東京・渋谷のＮＨＫホールで行われ、追加キャストとして俳優・妻夫木聡（４４）が出演することが発表された。

　デビュー２７年目にして朝ドラ初出演となる妻夫木は会場にサプライズ登場。「朝ドラに出演することは全ての役者にとっての目標」とし「念願かなってようやく出演できることに喜びを感じております」と心境を吐露した。

　初めて台本を読んだ際に「胸がキューッとなりました」と述懐。作品について「温かくて、時には厳しく、大きな愛で包んでくれるこの作品は、心にぽっとあかりをともしてくれると確信しております」と手応えを口にした。

　妻夫木の出演に主人公を演じる今田美桜（２８）は大喜び。舞台に登場した妻夫木に「私は某ＣＭでお兄ちゃんとして接していて、不思議な感じ」と本音を明かすと会場から笑いが起こった。２人は「ジャンボ宝くじ」のＣＭで５人きょうだいの長男と次女の間柄で、「出演すると聞いてとってもうれしかった。これからは、お兄ちゃんとは違う姿を見せてもらえるのが楽しみです」と期待を膨らませていた。