人気グループ・ＷＥＳＴ．が、５月２日公開の映画「裏社員。－スパイやらせてもろてます－」の主演を７人全員で務めることが１０日、分かった。メンバー全員での劇映画出演は初となる。

　昨年デビュー１０周年の節目を迎えた７人が、グループの歴史に新たなページを刻む。

　「裏社員」は通常の業務では解決できない問題を秘密裏に処理をする会社員の通称。複合商業施設建設のため、シャッター商店街に潜入する裏社員を桐山照史（３５）、神山智洋（３１）、濵田崇裕（３６）が、ライバル会社の裏社員を中間淳太（３７）、藤井流星（３１）がそれぞれ演じる。重岡大毅（３２）は商店街を立て直そうとする熱血漢、小瀧望（２８）はその幼なじみを演じる。笑いにアクション、だまし合い、ほろりとする人情の詰まったアクションコメディー作品だという。

　昨年１２月の大阪松竹座公演千秋楽に映画製作が発表され、年明けから撮影がスタート。アクションに挑戦した重岡は「ＯＫが出た瞬間『うおーっ』て叫びました（笑）。この映画の見どころのひとつなので是非注目して欲しい」と手応えを語り、小瀧も「７人が大スクリーンの一つの画面にギュッとなっているのはなかなかない」とアピール。藤井は「ＷＥＳＴ．だからこその物語です」と力を込めた。

　また作詞作曲にトータス松本、サウンドプロデュースにウルフルズを迎えた主題歌「ウェッサイソウル！」もＷＥＳＴ．が担当する。