お笑いコンビ・ラランドのニシダが８日放送のＴＢＳ系「人生最高レストラン」に出演。５年間、実家から出禁となっていることを告白。５年ぶりに会った母親との険悪なエピソードを明かした。

　ＭＣの加藤浩次からどういう家庭に育ったかと聞かれた、山口県宇部市出身のニシダは「今現在、実家を出禁になってます」と明かして、スタジオをびっくりさせた。

　名門・上智大に進学したニシダは、お笑いサークルで相方のサーヤと出会い、コンビを結成。その一方で、退学→復学→再退学というデタラメな学生生活だった。「もう家が結構、堅めの家なんで、あんまりお笑いとか見ない家で。大学もお笑いサークルに入ってるって言ってたんですけど、『お笑いを見るサークルだ』と、ずっと嘘ついてた」。

　家族に嘘をついたまま、お笑いを続けていたが、「Ｍ－１」「おもしろ荘」などに息子が出ていたのを見つけた両親はびっくり。ニシダは「『何？何？何？何？何でテレビ出てるの』って、言われているタイミングで（２回目の）退学通知が届きまして。母親も父親も頭がパンクして『はい、出禁ー！』って言われて、その日のうちに家を出た」と出禁に至る経緯を告白した。

　それ以来、５年実家に帰ってないと話すと、ＭＣの加藤浩次は「ここまでの話しか、俺聞いてないけど、１００％お前が悪いわ！」と一刀両断した。

　サーヤが「でもライブ見に来てくれてたじゃない」と、昨年ウッチャンナンチャンの内村光良が作・演出したライブ「内村文化祭」にゲストで出演した際に、母親が見に来たことを紹介。ニシダは「たまたま母親が自分を出ることを知って、チケットを買って見にきてくれて」。見つけたマネジャーが母親を終演後、楽屋まで連れてきたそうだが、「一言目なんて言うのかなと思ったら。（母から）『謝罪があるなら聞きますけど？』って言われて。『何じゃ、コイツと思って』。ちょっと『内村さんもいるし、うるさいわ』っていう感じでピリついて。『ありがとうございました！』って言って帰ってもらいました」と、久しぶりの親子の対面は険悪なムードのまま終了した。

　「いまのところ和解できそうにない感じ」と話すニシダに、「そしたらニシダがちゃんと『ほんと、すいませんでした。これからお笑い頑張っていくんで』って」と諭した。

　ニシダが「やっぱり向こうから謝ってほしいっていう気持ちもあるんで」とクズ芸人らしく話すと、「何でよ！」などとスタジオからは一斉にブーイング。加藤も「お前のすり替え、恐ろしいな！何でお前が謝らせる立場にいるんだよ」とあきれていた。