錦笑亭満堂 主催フェス2度目の開催へ 前回赤字も「フェスの借金はフェスで返す」夢は落語ランウェー
落語家・錦笑亭満堂(41)が、自身が主催する大型イベント「満堂フェス」(16日、東京・立川ステージガーデン)の開催に先立ち、このほど、デイリースポーツに意気込みを語った。満堂フェスは、昨年1月に初開催された日本武道館での真打昇進披露興行に続き、2度目の開催となる。
昨年のフェスは武道館で開催しただけに、費用がかさんで赤字に。周囲から「なんで笑顔で立ってられるの?アホなのか」と心配されたものの「あんな幸せな空間はなかった」といい、自身&スタッフの「フェスの借金はフェスで返そう」というぶっ飛んだ考えが相まって、再開催に至った。
今回は立川での開催。高校時代に東村山に通学するなど、西東京に思い入れがある。お世話になった土地への恩返しも兼ねて、会場を立川に選んだ。満堂は「2カ月前から立川に住んでいます」と堂々。公演準備やチケット券売のためにあえて移り住んだという。スーツで各居酒屋を巡り、ポスターやチラシを配るなど、アポなし営業で集客のために努力してきた。
今回はマギー司郎、COWCOW、ニッポンの社長ら人気芸人が出演。前回は口上のみで出演した師匠・三遊亭好楽は、今回は落語を披露する。満堂は「師匠が僕の新作落語を勝手にパクってやっているから、それをやってもらおうと。こっそり影でやっているんで、僕の前でやってもらおうかなって」。いわく付き?なステージに注目だ。
満堂フェスを継続的に開催したいと明かした上で、「10年後には、東京ガールズコレクションみたいになっていたい。ランウエーしてから、高座に行って落語を披露するみたいな…」と妄想。ただ、頭をよぎるのは開催費用で「(東京ガールズコレクションの開催地のような)代々木第一体育館だと、ドンドンお金が…」と行く末を心配していた。
