みのもんたさん死去 反戦への強い思い 兄の命日に届いた父への召集令状「おふくろは日本を呪ったそうだ」

 タレントのみのもんた(本名・御法川法男)さんが1日未明、亡くなった。会長を務める「株式会社ニッコク」が発表した。

 みのさんは1944年8月22日、終戦の1年前に生まれた。デイリースポーツのコラム「みのもんたの木曜ズバッと!」では「子供の頃は防空壕や焼夷弾のかけらなんかがまだ散らばっていた」と明かしている。

 「僕が生まれる1カ月前の7月22日に、親父に召集令状が来た。その日は僕の3つ年上のアニキの死んだ日。お通夜の席に令状が届いた。おふくろは日本を呪ったそうだ。3歳の長男が亡くなって、おなかに僕がいて…何百回も聞かされたね」

 終戦直後の日本を原風景とし「物心ついた5歳くらいの時、新宿で、日本人の若いお母さんが、赤ちゃんを背負って進駐軍の兵隊の靴を磨いているのを見た。駅から伊勢丹に向かって闇市が立ってた。銀座は和光が進駐軍に接収されていて、銀座四丁目の交差点は信号がなかったから、真ん中で人が台の上に立って交通整理をしてた。米兵の腕にしがみついて歩く日本の若い女性が何人もいた。黒人の兵隊さんを初めて見たことも覚えているよ」と振り返り、「戦争はダメだ。理由はない」と反戦への強い思いを抱えていた。

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