帝国劇場が大千秋楽 59年の歴史に区切り カーテンコールに歴代俳優が集結「民衆の歌」を大合唱
建替のため休館する東京・帝国劇場最後の舞台であるコンサート「THE BEST New HISTORY COMING」が28日、大千秋楽を迎えた。
1966年の開場から59年の歴史が一区切り。公演後のカーテンコールでは、歴代俳優約50人が登壇。「SHOCK」シリーズ主演の堂本光一(46)、三島由紀夫作「癩王(らいおう)のテラス」主演の北大路欣也(82)ら、そうそうたる面々が、客席と一体で「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」を大合唱。光一は恐縮しながら「この場にいられるだけで光栄」と感無量。荘厳で神秘的な演出で最後の幕を閉じた。
14日から始まった「THE BEST-」では2日ごとにゲストを迎え、日替わりプログラムを実施。この日は、92年から約30年にわたって「ミス・サイゴン」を演じた市村正親(76)らが出演。同作の「アメリカン・ドリーム」を歌い上げ「新しい帝国劇場ができて『ミス・サイゴン』をやる時にはオーディションを受けたい」と話した。
劇場は2030年に再び開館予定。多くの俳優たちのリスペクトを集め、観客に夢を与えた続けた現帝国劇場がひとときの眠りについた。
