韓国で、“スターヨガ講師”として知られるイ・ユジュさんが１８日、突然この世を去ったと１９日、故人が代表を務めるヨガスタジオ「ヨガウム」が公式アカウントを通して伝えた。３４歳だった。

　イ・ユジュさんは生前、ヨガ講師として活動する傍ら、広告モデルとしても活躍。過去には、人気バラエティー番組「無限に挑戦」やＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「憎めない冠婚葬祭のお姉さん」に出演し、話題を集めた。

　ヨガウムは「遺族の意向により葬儀は行わない」「ユジュ先生が経営するヨガスタジオで、最後のお別れができる空間を設ける」と説明した。

　そんな中、故人が死亡する前日に、自身のＳＮＳで「Ｂｙｅ」という言葉を残していたことや、アカウント紹介文に“１９９０　－　２０２５”と記載していたことに注目が集まっている。

　また過去には、苦しみの中でもがいている胸中が、何度か書き込まれていた。最近も「３４歳になり、私自身は何が好きで、何が得意なのかを探す冒険をしている。楽しく幸せになりたい」「今は食欲がないせいか、運動も睡眠もぐちゃぐちゃだ。立ち上がると、世界がぐるぐる回る。エネルギーが尽きた。今はヨガウムを運営しているが、もしかしたら５年後にはカフェのアルバイトをしたり、家事手伝いをしたりするかもしれない。倦怠（けんたい）期ヨガ講師日記は終わり」と、引退を示唆するような言葉をつづっていた。

　イ・ユジュさんの訃報を知ったファンは「危なっかしく見えた先生」「いつも先生が元気になることを願っていた」「とても寂しい。天国で幸せになって」「一度くらいは力になりたいと思っていた」「このような残念な知らせを受けて、心が痛い」など、ＳＮＳで悲しみのコメントを寄せている。

★「日本いのちの電話」相談窓口

　厚生労働省は悩みを抱えている人に対して相談窓口の利用を呼びかけている。

　◆０５７０・７８３・５５６（午前１０：００～午後１０：００）

　◆０１２０・７８３・５５６（毎日：午後４：００～９：００、毎月１０日　午前８：００～翌日午前８：００）