爆笑問題の太田光が１８日、ＴＢＳラジオ「ＪＵＮＫ爆笑問題カーボーイ」で、自身がナレーションを務めるフジテレビのミニ番組「ぎりぎりをせめるので続くだけやります法律お笑い」（以下、ぎり笑）が突然休止となったことに「えん罪です！」と訴え、状況を説明した。

　太田は「ぎり笑」の突然の休止で「大変な騒動になっちゃいまして」と切り出し「今日も社長の電話が鳴りっぱなし。各局から、フジテレビの別の部署からも」と問い合わせが妻で事務所社長の太田光代氏に殺到していると明かした。

　問い合わせの内容はすべて「太田を画面に映していいのか」というものだったといい、田中裕二も「昨今のね」と納得だ。

　太田は「オンラインカジノやってるんじゃないですかって。はっきり言います、やってません！勘弁してくださいよ。どんだけ信用ないんですか。やってません。えん罪です。やれる環境もないですし、そもそも博打に興味がない」と矢継ぎ早に完全否定した。

　太田は番組が休止となった理由について「説明が難しいが」と前置きした上で「要は、あの枠は、ミニ枠なんですけど、前々から話してるがあの枠は（光代）社長の枠なんです」と光代社長が購入した枠だと説明。若者はショート動画に慣れていることから「（バラエティを）１時間やったとて、最後まで見てくれない。もっといい手はないか。その中でミニ枠に目をつけた」という。

　そこで作ったのが「ぎり笑」だった。法律家や僧侶、清掃員などさまざまな職業を取り上げ、太田がナレーションをするという番組。だが中居正広氏の問題に端を発したフジテレビの問題でスポンサーが続々降板。「ぎり笑」もＡＣ差し替えになり「要するに、（番組を）買ってもらえてないのに、撮った分をただで流すだけはもったいないという発想になる」「しばらくスポンサーが戻ってくるまでは休止にしましょうねという話だと私は理解している」とコメントした。

　そんな状況の中で、偶然にも芸人のオンラインカジノ問題が勃発。「だから何があった？となる訳です。社長の電話が鳴りっぱなし」といい「信じてくれよ！無実だよ！俺はやってませんっ！」と言い続けていた。