【山田美保子のミホコは見ていた!】社会現象になった〝タイプロ〟が「正解」となる日
「俺、最終で落ちちゃった」とボケる爆笑問題・太田光に対し、「居ないから」とツッコんだ藤田ニコルは“結果”が気になり「早起きした」と。さらに「泣きすぎてティッシュの山ができた」と良原安美アナが吐露したのは、16日の「サンデージャポン」での“タイプロ”こと「timelesz project」についてだった。
Sexy Zoneから改名し、timeleszとなった佐藤勝利、菊池風磨、松島聡による“仲間探し”なるコンセプトで10カ月にも及んだ過酷なオーディションの様子はNetflixで世界配信され社会現象に。加入メンバーが決定したのが15日だった。
17日の「Nスタ」でもホラン千秋の代打でMC席に居た良原アナが再びティッシュの下りを告白。
さらに「ハマる大人たち」と題されたVTRは1番組内で2度扱われ、松島推しだという熊崎風斗アナによる「突然新メンバーを発表されてもファンは納得しなかったはず。そういう意味でも公開して良かった」「参加メンバーの魅力がどんどん増してくるのは勿論、既存メンバーの知らなかった一面も観られて最高」との名分析も紹介された。
報道番組らしく、木村拓哉が差し入れた「ミート矢澤」の高級弁当が「矢澤コンボ弁当」(3900円)だったことが同店への取材で判明したり、初の推し活に没頭する40代女性や、子供の授業参観中だったのに最終結果発表のときだけトイレに駆け込んだママのエピソードが紹介されたりしていた。“社会現象”を巻き起こしたアイドルグループというのは過去にも複数居て、例えば光GENJIやSMAP、先日解散が発表されたKAT-TUNなどはその代表格だった。そんな彼らの後輩にあたるtimeleszが多くの批判を乗り越えて取り組んだのが“タイプロ”である。
前出の熊崎アナの指摘どおり、ファンの多くは最初に組まれたメンバーをこよなく愛するものだ。5人でのデビュー後、3人体制を経験し、マリウス葉と中島健人の脱退も経験した旧メンバーは、そうしたファンの想いを熟知していたはず。それでもチャレンジした“タイプロ”だった。
新メンバーの一人である寺西拓人は「新しい形となった『timelesz』を死ぬ気で『正解』にしていく」と「2か月で鳥取県の人口分=約53万人のフォロワーが増えた」(『Nスタ』より)Instagramで決意を綴っている。筆者も新たにファンクラブに加入した。多くの人から「正解」と言われる日は早々に訪れそうな予感だ。
