「べらぼう」と「ベルばら」はほぼ同時期 細見「籬の花」完成の1775年はオスカル昇進 公式X紹介
1月31日に全国公開された劇場アニメ「ベルサイユのばら」の公式Xは16日、この日、NHKで放送された大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で描かれた吉原細見が発売された年のフランスの様子を伝えた。
実は「ベルサイユのばら」と「べらぼう」はほぼ同年代の物語。16日に放送された「べらぼう」では、蔦重(横浜流星)が地本問屋仲間に入れてもらうために、今の倍売れる細見を作ると宣言。西村屋の妨害などがありながらも、吉原の仲間の協力もあり、今までよりも薄く、でも情報量は倍、値段も半分という細見を作り上げる。
「ベルサイユのばら」公式Xは「同時代の物語、『べらぼう』と『ベルサイユのばら』。本日放送の『べらぼう』に登場した「新吉原細見 籬の花」が発売された1775年、ベルばらでは、ルイ16世がランス大聖堂で戴冠式を行い、オスカルが近衛連隊長に昇進しました」と、同じ時代の2つの国の出来事を紹介した。
「劇場アニメにもさまざまな印刷物が登場しますが、そのフランス革命への影響にも思いを馳せてしまいますね」と、「べらぼう」同様、印刷物の影響力にも触れていた。
この投稿には「ほー、興味深いですね。まったく接点がなかったとはいえ、同じ時代だったとは」「かたや革命かたや天下泰平 なんとも対照的な時代背景ですね」などのコメントも。
ちなみに、蔦重は1750年に誕生。ルイ16世は1754年、マリー・アントワネットは1755年。「ベルばら」のオスカルは1755年、アンドレは1754年に誕生しており、全員ほぼ同世代になる。
