「行列」島田紳助さん象徴消え→MCさんま「ない、ない!」ズッコケ 東野「よう覚えてらっしゃる」

 日本テレビ系「行列のできる相談所 1000回スペシャル」が16日、放送され、明石家さんまがスペシャルMCを務めた。

 番組は2002年にスタートし、23年。さんまは「1000回続くってすごい。次々と司会者抜けていき…、お前らよう持ちこたえたな」と雛段の東野幸治や後藤輝基(フットボールアワー)らに向かってしみじみ語った。さんまはスペシャル放送のMCを13年務めているという。

 初代MCを務めた島田紳助さんが2011年8月に芸能界から電撃引退。東野が急遽代役として2代目MCを務め、その後も宮迫博之や渡部建(アンジャッシュ)ら“行列ファミリー”がMCを務めた。

 さんまはオープニングトークで、肘を宙に浮かせ、「ない、ない!」とボケた後、ズッコケ。後藤が「手すりが、ね」、東野が「よう覚えてらっしゃった。紳助さんがよう手すりにもたれてらっしゃって。こっから(ここから)見える高級時計がうらやましくて」と笑わせた。紳助さんがいつも肘をつきながら、行列メンバーの話を聞いていた、番組の象徴でもあった“手すり”がなくなっており、さんまは「今日はないのか」と残念そうに語った。

 さんまは最初に同番組のスペシャルMCを担当した時、手すりに肘を置き、磯野貴理子から「紳助さんと一緒!」と指摘された思い出を振り返り、「だから(手すりを)覚えてる」と話していた。

 過去の映像では、霜降り明星や二宮和也が一日MCを務めた20年には手すりがあったが、番組は21年に「行列のできる法律相談所」から「行列のできる相談所」に番組名を変更。22年にスタジオセットもリニューアルされている。

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