にしたんクリニックなどを運営するエクスコムグローバル株式会社の西村誠司社長が１５日、北海道東川町地方創生アドバイザーに就任した。

　同日に同町で行われた就任式に出席した西村氏は「非常に誇らしい気持ちです」と緊張した面持ちで挨拶。「自分の持ちうる力を使ってどれだけ貢献できるか。ワクワクする気持ちもありますが、ずっしり責任を感じています」と述べた。さらに「地方のいいものをさらに磨きをかけて国内外に伝えることで、日本全体も輝きが増すんじゃないか」と地方創生についての持論を展開。

　さらに西村氏は「自分の事業でも思うことですが、いいものがあっても存在を知られなければ、いいと思ってもらわなければ意味がない。東川町が持ついいところを、より輝きを増すように汗をかいて発信して、全国の地方のモデルになっていければ」と奮闘を誓った。

　委嘱期間は２月１５日から来年３月３１日まで。１年ごとに更新する。

　西村氏は名古屋市立大学を卒業後、外資系コンサルティング会社を経て２５歳で起業。エクスコムグローバル社を年商３３３億円になるまでに成長させた。昨年７月に開設したＴｉｋＴｏｋのフォロワー数は４万８０００人になり、再生回数１３０万回の動画もあることからＳＮＳでの発信力に定評がある。