井上芳雄 帝国劇場ラスト公演に万感の思い「最後の祭りを楽しみたい」 28日をもって建て替えのため一時休館
28日をもって建て替えのために一時休館する東京・帝国劇場のラスト公演「CONCERT『THE BEST New HISTORY COMING』」(28日まで)の開幕記念会見が15日、同劇場で行われ、井上芳雄(45)、島田歌穂(61)、宮野真守(41)らが出席した。
2000年に「エリザベート」でデビューし、「ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル」など大作に出演してきた井上は「帝劇への思いを分かち合う公演になっているんじゃないか。帝劇最後の祭りを楽しみたい。演劇界にとって寂しいけれども大きな節目でもあるので、最後まで感謝の気持ちを込めながら皆で帝劇を愛し尽くして抱きしめ尽くしてお別れしたい」と万感の思いを込めた。
「レ・ミゼラブル」など帝劇歴が長い島田は「後半の方で今の帝劇から次の帝劇へっていう場面があって、毎回ウルウルしちゃう」と、感極まって涙声に。「王家の紋章」や「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」に出演した宮野も「歴史的瞬間を一緒にさせていただいたのが光栄でした」と感に堪えない様子で語った。
