お笑いコンビ・鬼越トマホークの金ちゃん、良ちゃんが１２日にＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「鬼越トマホーク喧嘩チャンネル」を更新した。

　鬼越の２人は、お笑い芸人・兼光タカシをゲストに招いて、半生を深掘りした。

　兼光は、昨年にコンビだったプラス・マイナスを解散。元相方の岩橋良昌が吉本興業とのマネジメント契約が解消になり、コンビも解散になった。

　兼光は、解散後の岩橋との関係性を聞かれると「一切、悪口なんかは言ってるつもりないけど、向こうからしたら見えるんかな。ネタにしたりはさ。それもあるんかも知れん。ちょっと前に『人の悪口言って食う飯うまいか？』ってつぶやいてはったから…。悪口なんて一言も言ってへんけど…」と困惑しながら明かした。

　兼光はコンビ時代から、オール巨人の激似モノマネで脚光を浴びてきたが、ピン芸人になってからはさらにモノマネを重宝することになったと説明。巨人本人もモノマネを快諾してくれていると明かし「むちゃくちゃ優しい。本当に」と感謝した。

　兼光は「俺らコンビのときは阪神巨人師匠より前の出番やんか。絶対、もちろん。後で（巨人が）出てきはったときに変な空気になったりするから（モノマネを）控えたりしてたんやけど『なんで、やらへんねん？もっと、やってくれんと』って。いいんですか？『かまへん、かまへん！』って」と振り返った。

　東京進出時も「『進出祝いを買うたる』って。掃除機がほしいです」と伝えたところ、巨人本人がきちんと選んだ掃除機が送られてきたという。さらに、その掃除機が調子悪くなってきたことをテレビ番組で話していたら「ＮＧＫでお会いしたときに『ちょっと来なさい。掃除機壊れたらしいな？買うたる』って」と新たに掃除機を買い直してくれたと明かした。

　さらに１週間後、「番組（企画）で、自分のお宝をプレゼントっていうのがあって。巨人師匠にもらったお宝やし、その掃除機を出してんやんか。おもろいかなと」と買い直してもらった掃除機を、わずか１週間後に手放したが、事情を聞いた巨人は「買うたる」と３度目の宣言。「もう大丈夫です。さすがにって」と大先輩の懐の深さを感激しつつ振り返っていた。